【2008年度に、平井海水浴場監視長を経験して】

　昨年度、私が監視長を経験して最も感じたことは、私たち鹿嶋ライフガードチームは、私たちだけで監視をしているわけではないということです。
　市や観光協会の方、消防署、海上保安庁の方、海の家、サーファー、ジェットスキーヤー、浜辺のお客さん、OBOGの方々……非常に多くの方に支えられ、このご支持があったからこその、昨年度の『無事故達成』でした。
　 これほど多くの方にご支持いただき、私は、鹿嶋ライフガードチームが背負う存在意義を高め、社会的責任を真に受け止めることが大事であると肝に銘じました。

『これからもずっと鹿嶋の海を無事故に。』

鹿嶋ライフガードチームの存在意義はここにあると思います。
　また、不甲斐ない私が監視長として1年間、務め上げることができたのは、常に側で支えてくれた仲間たちのおかげでした。
監視活動を共に乗り越えた仲間たちとその仲間たちと過ごした時間は、私の宝物です。

自分は泳げないし体力もないからライフセービングなんか無理だよ…って思う人もいると思います。
でも想像してみてください！海で溺れている人をあなたが見つけられたら、その人は助かるかもしれません。
あなたがいることで、命が救えるかもしれないんです！！

ライフセービングの教本に、一枚の写真が載っています。それは車イスに乗ったライフセーバーが、トランシーバーで仲間と連絡をとっている写真です。
泳げなくてもライフセーバーになれるんです！
もちろん泳げたりするに越したことはありません。そのための努力をすることも必要になってくるでしょう。でもレスキューだけがライフセービングの全てではありません。『事故を未然に防ぐこと』、これが一番大切なことです。

海が好きだから、人の役に立つことをしたいから、友達をつくりたいから…始める理由は何でもいいです。自分も、人の命を救いたいからなんて理由じゃなくて、ひと夏を海で過ごしてみたいからという考えから始めました。
ちょっとでも興味を持ったら連絡ください！同じ明治に入ったものどうし、一緒にライフセービングを盛り上げていきましょう!!